概要
1.事業目的
一般国道385号線は、福岡県柳川市を起点として、吉野ヶ里町など佐賀県東部地域の市町を経て福岡市に至る幹線道路です。また、九州横断自動車道東脊振IC、一般国道34号、264号線などの東西幹線道と交差する、南北交通の軸となる重要な路線であり、沿線には弥生時代の大規模遺跡である吉野ヶ里歴史公園があります。
本国道の県境付近の山間部は、脊振山系の急峻な地形であり、幅員が3メートルと狭小なうえ急カーブが連続し、2トン車以上の車両は通行禁止区間であること、また、冬季の積雪や凍結による交通規制がたびたび発生するなど、交通の大きな障害となっていました。
このため、佐賀県が昭和50年度から東脊振バイパス事業、延長6910メートルに着手し、昭和63年度にⅠ期区間延長2760メートルが供用開始されました。
引き続きⅡ期区間の事業に着手されましたが、その早期完成を図るため、平成14年度から、東脊振トンネル区間、延長2150メートルを当公社が有料道路事業として引き継ぎ、平成18年3月21日に供用開始しました。
東脊振トンネル有料道路の完成により、安全で円滑な交通の確保、佐賀県東部地域と福岡市が最短ルートで結ばれることによる都市機能の連携、地域間交流の促進が図られ、産業、経済、文化の発展に大きく寄与しています。
2.事業概要
路線名 | 一般国道385号 |
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区間 | 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町松隈~佐賀県神埼郡吉野ヶ里町松隈 |
施工延長 | 2.15km(内トンネル1.41km) |
道路の区分 | 第3種第3級 |
幅員 | 6.0m 2車線 |
設計速度 | 50km/h |
料金表
車種 | 普通通行券 | 回数通行券 | ||
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11回券 | 60回券 | 100回券 | ||
普通車 | 320 | 3,120 | 15,650 | 25,600 |
中型車 | 370 | 3,650 | 18,260 | 29,600 |
大型車 | 520 | 5,210 | 26,080 | 41,740 |
特大車 | 890 | 8,870 | - | 71,200 |
軽自動車 | 250 | 2,600 | 13,040 | 20,860 |
軽車両等 | 30 | 310 | - | 2,510 |
三瀬トンネルと東脊振トンネルは共通回数券となっています。
回数通行券は、管理事務所横の自動販売機で販売しています。(販売時間:7時~19時)
クレジットカードや電子マネー、ETCには対応していないため利用できません。
マップ
※有料区間は2018佐賀有料道路地図(PDF)を参照下さい。